アスタリスクの亡霊

後書き、注釈、なお書き、補足、参考、注意事項————。

ときに本編よりも意味を持ってしまうことがある。気になると、あとは永久機関のように猜疑心が涌いてきて、迷走しがち。文章に限った話ではなくて、本筋以外のところに意図せず注目が集まり、それが想定外の帰結をもたらすなんてことはよくある話。

必死に皮肉を利かせた小噺をしても、舌が回らず噛んでしまったことしか話題にならなかったりしますが、その時行き場を失った”本筋”の亡霊は、成仏できず漂っていることでしょうからご注意ください。