大量の孤人

個人情報の取扱いがかなり五月蠅い昨今です。

書類や確認作業が増えるのと比例して、人は確立されていきます。一度個人として切り出された有象無象は、再びくっつけようとしてもなかなか溶け込まず、現代は1人がたくさん存在するだけの集落と化しています。

親和性を高める簡易な方法があるとすれば、それは人に迷惑を掛けることです。

自覚的に迷惑を掛けることで、申し訳ないという思いが残り、埋め合わせをしようと意識します。相手も、迷惑を掛けた相手を容認した心地よさ、ある種のアドバンテージを得た思いから、交流がはかどります。例えるなら、常にどちからにボールを渡しておくことで、パスが生まれる環境を作るのです。

なお、迷惑を無自覚にはたらく人や、迷惑行為に我慢ならない人は、双方で解決(迷惑の清算)をしてもらいまして、そうすればあら不思議、友好的な関係性を生む集団が洗練されていくのです。

 

気持ち悪いね。