名誉革命で誰にも知らず血を流す

早速失敗しました。昨日貼ったリンク先の記事が削除されていました。つまり、本日以降ご覧になると、ただでさえ歪な文章から、題材が何であったか汲み取って読むという探偵趣味をくすぐる内容になっているわけです。面白くない仕掛けですね。こういうエラーは、通貨みたく緻密に均整化された製品に対して起こるとプレミアになるのですが、官公庁のHPレベルだと「杜撰な管理」と批判されるのでしょうね。両者の決定的な境目は実用の必須性かな。このブログの存在時代を愛好している人と、各記事の情報を愛好している人とで、今回のエラーについて評価は分かれるはず。しかし本件については、議論の余地がありません。なぜなら誰からも何も愛好されていないからです。「愛の反対は無関心。無関心の反対は興味津々。愛とは即ち関心だった————!」衝撃の事実を暴露してくれたテレサ氏に対してすら、アンチはいたのです。

 

さて、今日の記事は、「 芥川賞直木賞 受賞作が決定」です。

芥川氏の著書は少しだけ読みました。直木氏の本は一冊も読んだことありません。直木三十五の本を読んだことない人が直木賞に選ばれたらどんな気分なのか、興味があります。さておき、表彰という制度はいいですね。金銭のみならず名誉を与えるという機構が反映するところに、人間味がしていい。当該受賞には賞金が付きますが、たぶん賞金がなくても、応募者は絶えないはず。受賞により食い扶持が見つかるからでしょうか。ではこの世で作家という商売が禁止されていたら応募者はいなくなるでしょうか。それでも応募者はいると思います。では受賞結果が本人にしか知らされなかったらどうでしょうか。その名誉をいくらで手渡すことができるかを検証すれば、名誉がどの程度通貨的な機能を持つのか調べることができるかもしれませんね。